筋肉が最も強い力を発揮するのは、伸びたところから縮めるときで、力を発揮するためには、腕を曲げたところから伸ばすよりも、腕を伸ばしたところから曲げていくほうがが、力が出ます。
そんな筋肉ですが、筋肉のコンディションが最もよくなるのは、筋量、筋力、柔軟性が適度なバランスを保っているときで、これらのバランスがとても大切で、筋力が強すぎても弱すぎてもあまりよくありません。
というのも、筋力が弱いと関節を痛めやすくなるのですが、逆に強すぎても関節に負担をかけて痛めることがありますし、柔軟性もある程度はあったほうがいいですが、柔軟性があり過ぎると今度は脱臼やケガの原因にもなります。
また冬のような寒い時期ともなると、カラダは体温を維持するため筋肉を震えさせ熱をつくろうとし、その結果、筋肉はかたくなり、さらには血流も悪くなってしまいます。
ですので、冬はしっかりと運動をするまえに体を温めておかないとケガを起こしやすくなります。
ですので、冬に筋肉のコンディションを保っておくためには、血流をよくしておくしておくことが大切ですし、ストレッチやマッサージなどで筋肉を適度にやわらかくしておく必要があります。
どうしても冬場はスポーツや運動を敬遠しがちとなってしまいますが、かるい体操程度でも構いませんので、カラダを動かし、柔軟性を保ち、血流を流しておくことが健康のはじまりです。