過去の失敗のイメージが強すぎると、ミスが連続してしまうことがあります。
そしてそのようなミスが重なるとそのミスのイメージが定着してしまいがちです。
そんなときは「ミスしないようにしよう」と考えるのではなく、「今できるプレー」「今やりたいプレー」を思い浮かべるようにしましょう。
まずミスしたことを振り返ってみます。
「いいパスがきたのだけど、そのままシュートせず、一度トラップして相手に取られてしまった・・・。」
その時の環境を思い浮かべてみましょう。
相手との距離やパスをもらったときのスピード、ゴールとの位置など詳細に振り返ってみてください。
そこで、そのときどうすれば良かったのかを考えてみましょう。
「ワントラップせずに、そのままシュートしてみたほうがよかった」というのであれば、そのときダイレクトにシュートしてゴールしたことをイメージしてみましょう。
これはできるだけリアルなほうがいいので、ミスしたときの状況を鮮明に思い出し、イメージするのです。
そして、ゴールしたときのことをイメージできたら、そのイメージをボールを使うことなくカラダで動いてみましょう。
そうするとミスしたことを1つのステップとして、さらに自分が成長できるようになります。
またミスした悪いイメージから開放されますし、次は成功するという目標ができてきます。
ミスにはミスした原因はあります。
それを放置しておくのではなく、どうすればよかったのかを考え、イメージするのです。
過去の失敗から学ぶ・・・。
このようにミスから学ばなければ、何事も上達することはありませんし、いつまでもミスを引きずっていても成長は望めません。